
[とくダネ!ナオキ 第90話]勉強になりました
先日(といっても半月も前ですが)、昼食を食べに街へ出たときに次のような看板に目に留まりました。

「下水道公共ます」とは何だろうと疑問に思い、ググってみました。金沢市企業局のホームページで次のような回答が得られました。
公共ますは、宅内から排出される全ての排水が合流する最終ますのことです。
これより宅内側の排水管については個人管理、公共ますを含んだ公道側の排水管については市管理となります。
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キャプションはありませんが、イラスト中央の木は生垣で個人の宅地と道路の境界を表しています。このイラストによれば公共ますは個人の宅地内に設置されるようです。最初の看板は新築の個人宅の宅地内の公共ますから下水道管までの配管を東京都が工事中であるという看板だったことがわかりました。

「公共ます」という言葉を初めて目にしたので勉強になりました。「ます」の漢字は桝ですが、多くの自治体はひらがなで書くようです。桝というと方形のものをイメージしますが、マンホールのように円盤状のふたが付いた円筒状ものもが方形のものより多いようです。公共ますのふたには「公下」などの表示がされることもあるようです。
マンホールのふたのように地面にある表示といえば、日ごろから気になっていた表示があります。次のような表示です。

ChatGPTに聞いてみました。
私:
歩道などにあるこのマークは何ですか。
ChatGPT:
このマークは、鉄道やバス停などの乗降位置の目安として使われているものです。
表示内容の読み取り:
この表示は目安です
G
実際の位置とは異なる場合があります
意味:
- 「G」という文字は、電車のドア位置や乗車位置の目安を表している記号です。たとえば、「G車両」や「グリーン車」「号車」などを示していることがあります。
- 「この表示は目安です/実際の位置とは異なる場合があります」とあるのは、車両の停止位置にズレが生じることがあるため、完全に正確ではないことへの注意を促しています。
よく使われる場所:
- 駅のホーム(電車の停止位置表示)
- バス停の乗車位置案内
- 路面電車や観光列車の乗降場所
補足:
この種の案内は、天候・運行状況・編成の違いなどにより位置が変わる可能性があるため、「目安です」という注意書きが添えられているのが一般的です。
あいかわらずです。ChatGPTは、文字の読み取りは正しいのに、ハルシネーションによって、もっともらしい嘘をつきました(2025年8月3日現在)。この写真はホームで撮ったものではありません。なかなかハルシネーションは回避できないようです。LLMの宿命かもしれません。
次にperplexityに聞いてみました。
Perplexity:
画像の「G」マークは、道路の下に埋設されている「ガス管(Gas)」の位置を示す標示です。
日本各地の道路で見られ、配管工事や舗装工事などの際に誤ってガス管を損傷しないよう注意を促す目的で貼られています。
記載されている「この表示は目安です 実際の位置とは異なる場合があります」は、ガス管の正確な位置は地図や道路工事の都合等により多少ずれている可能性があるため、工事の際にはさらに慎重な確認が必要であることを示しています。
- G:Gas(ガス管)の略
- 通常はガス管の進む方向に矢印が付くことも多いですが、「G」単体でもガス管の存在を示します。
こちらは適切と思われる回答でした。そこで、このマークの正式名称を聞いてみました。
Perplexity:
この道路に貼られる「G」マークの正式名称は「ガス管用スコッチレーン」と呼ばれています。
ガス管が地中に埋設されている位置の目安を示すための標示シールで、主に工事や保守作業時にガス管の損傷を防ぐ目的で用いられています。
勉強になりました。このシールは、メーカーにある程度の数量でオーダーメードすれば購入できるようです。いろいろバリエーションがありました。私が見つけたバリエーションは次の通りです。


次のように緑文字のシールが多数貼られている場所を見つけました。

このように密接して貼られていると、表示内容とは異なり、かなり正確な位置を示しているのではないかと思ってしまいます。「実際の位置とは異なる場合があります」は言い訳っぽく思えます。家庭用製品の取扱説明書の安全表記によくみられるパターンですねwww